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マール・ナモキからのメッセージ

2007年09月21日 07:37

日本の方々に向けた挨拶文と模倣品問題に関するメッセージが届いています

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Self-Introduction to Japanese customers,---

Hello there. My name is Merle Namoki. I am a Hopi native from the village of Shungopavi. I come from the sunforehead clan. I have been making jewelry for 18 years and I would like to promote my jewelry out to the world so people could see the quality of work I do. My jewelry is all hand made. No laser cuts and ect. All my designs are of mother nature. I thank you for letting us show our Arts & Crafts in your Country. Thank you.


日本の方々への自己紹介:
「こんにちは。私の名前はマール・ナモキといいます。私はホピで、ションゴパヴィ村落の出身です。クランはサンフォーヘッド(太陽の額クラン)になります。私は18年間ジュエリー制作に携わっており、私の作品のクオリティーをみなさんにご覧いただくために世界に向けてプロモーションをしていきたいと思っています。私が制作するジュエリーはすべて手作業によるものです。レーザー・カットなどではありません。私が使用する意匠は母なる自然をモチーフとしています。あなた方のお国でショーを開催させていただくことに感謝いたします。どうもありがとう。」






We all need the copyright protection, because---

There is a lot of fake and imitation going on in the world. And people and shops making our jewelry in quantities and selling it for real cheap. The people, shops that sell fake and imitation does not have the quality of Arts & Crafts that you would get from the Artist him or herself. So, I think the Artist has the right to have a copyright for him or herself to protect their Artwork.


私たちは著作権の保護を必要とします。なぜなら:
「世界にはたくさんのフェイクや模倣品が溢れています。そして個人や店舗は私たちのジュエリーを模倣し本当に安い価格で販売しています。そうした模倣品を販売する人々は、あなたが欲するであろう作家のものには遠く及ばない品質しか持っていません。私が思うに、作家は彼らの作品を保護するための著作権という権利を有していると思います。」




※私からのコメント
マール
の発言は、フェイク問題や著作権についての体系的な知識を有さないホピの作家による典型的な意思表明だと思います。彼らは自身の生活の糧を脅かす模倣品問題のことを知っていますが、それが具体的にどの様な構造になっているのか、そして具体的な対策をどのようにすれば良いのか、という段階までは明瞭になっていないことが多いのです。

これは、例えば地球温暖化の影響で最も早く海面下に沈むとされるツバルの事情とも類似しているといえるでしょう。環境問題に関心を持つNGOなどがツバルに赴いて、そこで生活をする人々に危機意識を煽るような言動を行う。確かに、現地に住む彼らも年に何度かの大潮の時に海水が上昇することを身をもって経験している。かといって地球温暖化という世界的な大きな議論の中に彼らがどのように位置されているかを知らないことが多いらしい。つまり、自分たちの自然認識とは異なる文脈で外部が騒ぎ立てているということ。

外からもたらされる新しい言葉や概念を彼らがどのように感じて、受け入れて、または破棄するかということもじっと見ていく必要があると思います。私が何を念頭に置いているかというと、著作権問題の活動を行っている専門家の意見と、同じ「著作権」という言葉を使用している方がいても、その言葉に対する具体的なイメージや認識は個々バラバラであるということです。私の働きかけが、ホピの人たちにとって一方的な啓蒙活動に陥らないよう、私自身客観的な目を持って追わなければならないということです。

いずれにせよ、彼らのジュエリーのコピーライトの問題が彼らの生活、そして買い手である私たち日本人にも無関係ではなく重要な問題であるということは明白です。


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